アート・文化にふれる機会を創造する「OUR ART PROJECT」サポート事例

qutoriは、アート系ウェブサービス「KAMADO」を運営する株式会社KAMADOが展開する、法人・個人が共にアート・文化にふれる機会を創造しつつ、若手アーティストを支援する仕組み「OUR ART PROJECT BY KAMADO(アワー アートプロジェクト バイ カマド)」のビジョンに共感し、第一弾パートナーとして参画しています。

1.「OUR ART PROJECT BY KAMADO」への参画の経緯

qutoriはコミュニティ構築支援とポップアップ企画に特化し、様々なブランドやクリエイターの支援をして参りました。qutoriが目指すのはブランドやクリエイターが生き生きと制作活動を行える世界の実現です。

寄付を通じた支援に対する意識が日本ではまだまだ広がっていない現状を踏まえて若手アーティスト・作家を支援していくために生まれた背景や理念に共感し、「OUR ART PROJECT BY KAMADO」への参画が決定しました。

<「OUR ART PROJECT BY KAMADO」とは>

KAMADOが展開する、法人・個人が共にアート・文化にふれる機会を創造しつつ、若手アーティストを支援する“仕組み”の名前です。

KAMADOと連携団体が法人・個人 の寄付をコーディネートし、若手アーティストの制作支援を行います。KUJIとして読者に送られるアート作品は、法人への一定期間のレンタル、個人への抽選による譲渡という形で、様々な人がアートに触れる機会を生み出します。

詳細動画:

https://kamado-inc.com/ourartproject/

qutoriでは、プロジェクト単位で若手アーティストやクリエイターのサポートを行い、POPAP事業の中で、コラボレーション企画も実施しています。今回はこちらの取り組みの一つをご紹介いたします。

現代アーティスト倉敷安耶(くらしき あーや)氏の作品「Grave(ぐれいぶ)」をqutoriの寄付によってKUJI(クジ、個人抽選)の対象とし、さらに2022年3月23日(水)~4月1日(金)の間、「Grave」ほか倉敷氏の作品複数点を、東京都世田谷区・BPMにて展示を行いました。また、2022年3月26日(土)にはqutoriの運営するポップアップ情報メディア「POPAP 」が東京目黒にて主催をする”わたしが主人公になる” クリエイターマーケット『hello,popup Live on Stage(ハローポップアップ ライブオンステージ)』内にて、qutori CEO・加藤とKAMADO代表の柿内氏、倉敷氏の3名によるトークショーを開催いたしました。

展示詳細

現代アーティスト倉敷安耶氏

qutoriの参画にあたり、現代アーティストの倉敷氏へ寄付を行い、作品を制作いただきました。KUJIの対象となる倉敷氏の作品を自社オフィスでなく当社パートナーであるBPMへ展示することで、より多くの方がアートに触れるきっかけとなればと考えました。

「Grave」H273 × W273 × D50 mm Medium:Medium transfer on wood panel and Linen cloth Year:2022

■開催日程:2022年3月23日(水)~4月1日(金)
■時間:営業時間 11:00-19:00
※不定休、BPMの営業時間に準じます。
■会場:BPM(東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2F/東急田園都市線池尻大橋駅 南口から徒歩30秒)

<倉敷安耶>

photo by yuba hayashi

1993 年兵庫県生まれ。2018 年京都造形芸術大学大学院修了。 2020 年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第26期奨学生。公益財団法人クマ財団 第3期奨学生。現在は東京を拠点に活動。 平面作品、パフォーマンス、インスタレーションなど複数のメディアを取り扱い、外部との繋がりを軸に他者との密接なコミュニケーションや共存の模索、またあるいは融合などを試みる。主な活動に2020年入選「シェル美術賞」国立新美術館(東京)、2021年 個展「3rd Mural A~ya Kurashiki Solo exhibition」BnA_WALL(東京)、2021年 個展「そこに詩はない。それは詩ではない。」myheirloom(東京)2021年グランプリ受賞「WATOWA ART AWARD」elephant STUDIO(東京)など。

トークイベントの実施

2022年3月26日(土)にはqutoriの運営するポップアップ情報メディア「POPAP (ポパップ、以下:POPAP)」が東京目黒にて主催をする”わたしが主人公になる” クリエイターマーケット『hello,popup Live on Stage(ハローポップアップ ライブオンステージ)』内にて、qutori CEO・加藤とKAMADO代表の柿内氏、倉敷氏の3名によるトークショーの開催されました!

トークショーでは「アーティストとメディアが語る、日本のアート事情」をテーマに、三者三様の立場から語ります。

イベント詳細

■日程:2022年3月26日(土)
■時間:17:00~/イベントスペースへは16:30からご入場いただけます。
■会場:BPM(東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2F/東急田園都市線池尻大橋駅 南口から徒歩30秒)

イベントレポートはこちら https://www.popap.biz/magazine/hello-popup-liveonstage

プロジェクトサポート事例の第二弾はこちら:https://kamado-japan.com/story/kikasuzuki/

柿内奈緒美(かきうち なおみ)

株式会社KAMADO代表取締役 / 編集者

「OUR ART PROJECT」とは?

・アート・文化支援の現状を変える

世界GDP ランキング3 位(*1) の経済大国といわれる日本ですが、文化・芸術予算額は約1,500 億円(*2) と、世界の先進国と比べるとアートや文化に使われるお金がまだまだ低い国です。そして、寄付金の金額はアメリカと比べると法人で約3 分の1、個人では30 分の1(*3)となっており、寄付を通じた支援に対する意識が日本ではまだまだ広がっていないのが現状です。この状況を変えて、若手アーティスト・作家を支援していくために生まれた仕組みが「OUR ART PROJECT BY KAMADO 」です。

・アート・文化を支援し、多くの人に届ける仕組み

OUR ART PROJECT BY KAMADOは「アート・文化にふれる機会をみんなで創造するプロジェクト」です。ウェブマガジンKAMADOと連携団体が法人・個人の寄付をコーディネートし、若手アーティストの制作支援を行います。KUJI(*1)として読者に送られるアート作品は、法人への一定期間のレンタル、個人への抽選による譲渡という形で、様々な人がアートにふれる機会を生み出します。

qutoriでは、アーティストと企業が協働する社会を目指して、今後も若手アーティストへの支援を積極的に行なって参ります。 アートコーディネートから、展示発表の企画まで、お気軽にお声がけください。

 

●支援アーティスト一覧はこちら

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